5年の学活の授業から
スクールカウンセラーの先生にご協力いただき、学級活動の授業を行いました。
「今日の授業は、乗っていた船が沈んじゃって、無人島に流れ着いたとします。お水と食料はあるとして、そのほかに無人島を脱出するために4つまで、あったらいいなと思うものをプリントの中から選んでください。最初は自分1人で考えて選んでみてください」
今日の授業は、まず、自分で必要なものを考えて意思決定をし、そして、それをもとに周りの子供たちと共有し、相手の気持ちや状況を考えながら、さらによい考えと進化させていく過程を学ぶものです。
次は2人でペアになって考えます。もちろん1人で考えたことが最適な場合もたくさんありあます。しかし、そこに、ほかの人の意見が加わるとさらによりよいものへと発展することも多くあります。そのことを子供たちに気づいてもらうために、授業は進んでいきます。
今度は3人で相談をします。だんだんと人数が増えてくると、自分とは異なる意見も出てきます。子供たちは、なぜ自分の意見はこうなのかを説明しながら意見交換を進めていきます。
スクールカウンセラーの先生からも、「今後、意見が異なることは、話し合いの中ではよくあることです。ですから、自分の意見とほかの人の意見をお互いが伝えた後に、どちらがよりよいのかをよく相談して決定していくことが大切です」と最後に話してくれました。これから、いろいろな機会で他の人と話し合うことがでてくると思います。ぜひ生かしてほしいと思います。
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