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2023年2月24日 (金)

避難訓練(ショート)を行いました

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今日のお昼休みの時間に、地震が起こった時の避難の仕方を訓練する『避難訓練(ショート)』を実施しました。校庭や校舎内で、通常通りに子供たちが遊んだり、くつろいでいたりします。そこへ「ビュー、ビュー、ビュー、地震です」と模擬緊急地震速報が校内放送から流れます。

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校庭で遊んでいた子供たちは、校庭の中心付近に集まり、頭を腕でかかえて保護し、その場にしゃがみ込みます。『避難訓練(ショート)』では、子供たちは避難訓練を実施するのは知っていますが、いつ行うのかはわかっていません。放送が入ったときに、瞬時に行動することで、実際に地震がやってきた時に、すぐ対応できるよう訓練します。

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校庭だけでなく、児童玄関前では、これから校庭へ出て遊びに行こうとしていた子供たちが、頭を腕でかかえてしゃがみ込んでいます。学校内のどこにいても、放送の後は、各自が一番、自分の安全を守る最大限の方法で危機を回避するよう行動します。

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こちらは、校舎内で、たまたま、『ショップおおなし』にお買い物をしに来ていた5年生です。他の学級に用事で行っている時にも、地震はやってきます。この子供は、おおなし学級の中で机の下にもぐることで、自分の頭部を守ることができる最善な策を考えたようです。

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もちろん、販売学習中のおおなし学級の2人も、販売は一時中止をして、しっかり避難行動をとることができました。今日の『避難訓練(ショート)』を通して感じることは、決して大きな地震がくることは望みませんが、もし、大きな地震がきてしまった場合には、子供たちが自分の判断で、最善の避難行動をとることができるようになれることが大切だということです。以前、桐生消防署の方に聞いたお話ですが、「日頃から訓練をするのは、いざというときに、無意識のうちに行動できるよう、身体で覚えるためです」と言っているのを思い出します。訓練だからやるのではなく、いつきても、大丈夫なようにいつでも準備をするということが大切だと、今日の避難訓練を見ていて思いました。