お楽しみ会を各学年が実施していました
6年生は、最後の時間を使って、みんなでお楽しみ会で「調理実習」を行っていました。行ってみると、家庭科室はもうすでに、いいにおいでいっぱいです。よく見ると、「ホットケーキ」を作る班と「じゃがバタ」を作っている班があるようです。
手際よく、生地を温めたフライパンの上にしいて、くるくるっと丸くして焼き上げていきます。さすがは、6年生です。うまいうまい!でも、考えてみると、この2年間、調理実習はできなかったはずだと気づきました。それを考えると、これまで、一緒に調理を友達とすることはできなかったんですよね。ようやく、実施できるようになりました。
こうして、友達と一緒に、和気あいあいとテーブルを囲むのも、本当に久し振りです。なんと嬉しそうな表情を見せてくれる子供たちだろう、でも、これが本来のこの年代の子供たちの姿なんだと、カメラのファインダー越しに、つくづく感じました。
できあがった「ホットケーキ」をデコリます。お互いに、譲り合いながら色付きクリームや、メープルシロップをかけて、仕上げを行います。「ちょ~、おいしそうに、できあがったよ」「おいしそうじゃなくて、本当においしいんだよ!」と話が盛り上がります。
デコレーションをして、できあがった力作です。これから食べちゃうのは、なんか、もったいないようなできですね。さすが「お料理女子」です。「見た目だけじゃなく、中身もおいしいんですよ!」そうですね。その通りだと思います。
「おいしい顔ってどんな顔?」と問いかけると、「もちろん、こういうの!」と言って、笑顔で返してくれます。みんな楽しそうです。「ぼくのじゃがバタ、ほっかほっかで、ちょ~おいしいよ」腕自慢が続きます。
こちらは、「ホットケーキ」チームで、ホットケーキが焼きあがるまでの間のつかぬ間のひと時をねらった1枚です。子供たちはこの6年間を一緒に過ごし、お互いのことをよく知り尽くしています。お互いのよさを認め合える、すばらしい集団だと思います。
こういった和やかに過ぎる時間も、子供たちにとっては、時には大切なこともあります。学習を通して、学力を高めることもとても大切ですが、それとともに、友達とのコミュニケーション能力を高めることも、同時に大切にしてほしいと思います。
こういった活動の一つ一つが、子供たちの将来に役立つ力になっていくのだと思います。6年生には、まだ、卒業まではたくさん日にちがあると言ってあげたいところですが、3学期が始まると、すごく時間がたつのは早く感じます。友達との活動を、一つ一つ充実させていってください。
今日の「お楽しみ会」を終えて、6年生の子供たちには、小学校のよき思い出が、また1ページ増えたのではないかと思います。よかったですね。さあ、いよいよ、明日で2学期も終了です。どの子供も、充実した冬休みを過ごしてほしいと思います。
最近のコメント