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2022年12月 2日 (金)

新里探検隊は今日も行く

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今日は、新里探検隊の3年生の子供たちが、「ぐんま昆虫の森」に出かけました。この「ぐんま昆虫の森」には、すでに子供たちは、1年生の時に「秋をさがそう」でやって来ています。久しぶりにやってきて、なにか懐かしそうです!

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「ぐんま昆虫の森」は群馬県で運営している県有施設です。今から17年前に新里地区に建てられた施設です。昆虫の森と言われるだけあって、たくさんの昆虫たちが住んでいます。昆虫好きの子供たちにとっては、たまらない場所です。

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「今日のミッションは何なの?」と聞くと、どうやら、3つのグループに分かれ、それぞれが調査をしてくるという別々のミッションを行うようです。1つ目のグループは、「昆虫館の秘密を探る!」そして、2つ目のグループは、「昆虫の原っぱの秘密を探る!」最後の3つ目のグループは、「赤城型古民家のなぞを探る!」だそうです。

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昆虫館の秘密を探る!グループに同行をさせてもらいました。昆虫館の温室の中は、5℃~20℃に保たれており、たくさんの熱帯地方の昆虫がたくさん生活しています。大きなチョウがひらひらと舞う姿は、もうすぐ真冬という外の環境とは別世界です。

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きちんと探検をした証拠として、探検隊の足跡をしっかり残すために、みんなで「ぐんま昆虫の森」もロゴの入った椅子に座って、証拠写真(記念写真?)を撮りました。「これで、もう、ばっちり!で~す!」

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「ぐんま昆虫の森」の北側にあるかやぶきの古民家は、明治初期の前橋市富田町に建てられた「赤城型古民家」である柿沼邸を解体調査の後、復元して移築したものなのだそうです。古風な作りですが、とても懐かしい感じがする建物です。

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担当の方から、いろいろと昔の家に施されている工夫を聞かせてもらいます。かやぶきの屋根は、25年くらいでふき替えるのだそうです。もう、そろそろ替える時期になるかな?と言いながら、屋根をみんなで見つめます。

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民家の中で、子供たちが見つけた機械がありました。「この機械は『毛羽取り機』といって、カイコが作った「まゆ」を出荷するときに、周りに出ている糸を、きれいにとる機械なんですよ」と聞き、みんな「へ~っ!」と言うと、「見たいでしょ!特別にやってあげるよ!」と、実際に実演してもらいました。「ほんとだ!つるつるになった!」と大喜びです。

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無事、「赤城型古民家」の調査を終えた探検隊は、ほかの子供たちが待つ集合場所へと移動をしました。最後に古民家の前で、これまた、調査を終了した証拠写真(記念写真?)を撮りました。「こちらも、もう、ばっちり!で~す!」

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最後は全グループが集まって、昆虫館のシアタールームで、レンジャーの服部先生から説明を聞きます。いつもは、映画を見る部屋ですが、このように、子供たちが説明を聞くことができる講義室に早変わりです!

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子供たちは、学校でたくさんの質問を考えてきました。それぞれの調査をしている中で、解決しているものもあったようですが、最後まで分からなかったものは、ここで質問をして教えてもらいました。

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「森の中を探検している時に、木が倒れていましたが、どうして倒れてしまったんですか?」と聞くと、服部先生が「うん、いい質問だね!」と、まず受け止めてくれて「これはね」ときちんと説明をしてくれます。

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調査もすべて終了し、全員で記念写真を撮りました。すべてのミッションをクリアした子供たちは、とても楽しそうな笑顔で、写真におさまっています。ぜひ、今日は、おうちでも、ミッション終了の報告をしてほしいと思います。

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さあ、学校へ帰りましょう!落ち葉を踏みしめ、美しい「ぐんま昆虫の森」の風景を見ながら、帰路につきます。今日も、いろいろなことがわかりました。3年生の子供たちにとっては、とても有意義な調べ学習が体験できたと思います。2学期も、残り、いよいよあとわずかです。最後までがんばりましょう!本日、お世話になった「ぐんま昆虫の森」のスタッフのみなさん、子供たちの有意義な学習にお力をお貸しいただき、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。