織物体験を3年生が行いました
桐生織物協同組合と群馬県ふるさと伝統工芸品桐生絞の伝統工芸士の方を講師に招き、3年生が織物体験を行いました。
上毛カルタでも「桐生は日本の機(はた)どころ」という読み札でとても有名です。昔は、桐生市内の工場に、この機(はた)織り機がたくさんありました。市内いたるところで、“カッシャン カッシャン”という音が聞こえてきたものです。
説明を受けて、実際に順番に機(はた)を織っていきます。上手に織り上がり、見ていた他の子供たちも「お~!布ができていく」と驚きの声をあげていました。
「これで大丈夫かな、うまくいったかな?」初めての機(はた)織りに力がこもります。どんどん慣れてきて、うまく織れるようになってきました。「次は僕の番だよ、頑張ろうっと」と言って、次から次に交替していきます。
今から1300年前、新田義貞の頃から戦いで使うための布を織っていたという「織物の街 桐生」です。また、関ケ原の合戦で徳川家の旗を献上したのも桐生だといわれています。そんな歴史を学びながら、今日は機(はた)織りに挑戦しました。いろいろと勉強になったと思います。
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